工法紹介

ー 壁面工法 ー

アンカービオストーン工法(背面一体型石張り)

自然石を利用した、空石積み護岸工法アンカービオストーン(背面アンカー一体型石張り工法)は多自然川づくりに最適な工法です。背面ネットとアンカーシャフトにより自然石を連結することで、耐久性・耐震性に優れた一体型空石積み工法となっております。
自然石の隙間は水生生物や、水辺植物の生息空間となり、またこの隙間は増水時の小魚等の退避空間としても有効に機能します。
川の営みを生かした河岸の設計にご活用いただけるだけでなく 、控え護岸・隠し護岸としてもご活用いただくことも可能です。

ラウンドストーン工法(背面一体型石張り)

施工性と景観性を向上し、川らしい川を創出することが可能な画期的な工法です。
複数の資材で仕上げた架台に背面アンカーを打ち込んだ石材を据付け、架台内部にコンクリートを打設し、石材背面のアンカーと一体化をはかる練張構造となっております。
従来工法では難しかった凹凸変化や護岸の自然な線形・陰影や瀬淵を創出し、水生動物の生息空間・環境を保ちつつ背後地との調和を生み出します。
また、当該広報は護岸工としてのみならず、用途は多様で階段工や御床工等、さらには魚道工として既設の機能回復や新設としてもご活用いただけます。
防錆処理加工されたアンカーと背面メッシュを固定し積み上げらていく改良型アンカー式練石積工法です。従来の練石積み工法と違い、3段程度石材を積み上げてからコンクリートをまとめて打設できるため、施工性が飛躍的に向上します。
自然石がアンカーなどの背面部材と一体化されているため、胴込コンクリートを極力することも可能。従来の練石積み工法と比較し、表面にコンクリートが露出しない立体感のある“本物”の深目地仕上げにすることができます。施工性、耐久性を高めるだけでなく、その地域の景観を守ることもできるのがアンカータフストーン工法の特長です。

SKアンカーストーン工法

石材に専用のアンカーを打ち込み、SUSワイヤーで連結することにより一体となる自然石連結工法です。
里山原風景に流れる川には、瀬淵が存在し川の流れに変化をもたらしています。
人工的な構造物では、この里山原風景を創出するのが困難でありましたが、本工法により景観を損なわず治水効果を保った構造を構築できるとして多くの実績を重ねてきました。
帯工、斜路工、魚道工、床張(根固工)等を自然石連結工法で行うことにより石材間の多様な空間ができ、よりよい環境を創出できます。既設、新設問わずご使用いただけます。

ラックストーン工法

お客さまの施工要件や現場に合わせて複数タイプ(標準・ユニット・ミニ等)をご用意しております。
既設の構造物にラックレールを設置することで、背面アンカーを打ち込んだ石材を容易に据え付けることが可能な画期的工法です。
特に既設の仕上がり面から、石材化粧表面までの総仕上げ厚を極力抑えることができるので景観デザインの幅が広がります。
伝統古来の石積み風景、近代的な修景等、明度・彩度を抑えた石積みならではのテクスチャーで仕上げることが可能です。

ー 景観復元工法 ー

造景岩(擬岩)

失われた自然景観を忠実に再現し、従来の風景を損なうことなく表現することを可能とした工法です。
岩肌の摂理、テクスチャーや色調を基に景観を創出することが可能です。

ー その他 ー

SKソイル舗装

セメントを主材料とし、天然素材を利用して周囲の景観に合ったものを創出することができます。
石材・ガラス・顔料等の様々な仕上げ材を活用することでお客さまそれぞれのコンセプトに合わせたデザインをご提供します。

高耐久性木材(ハードウッド)

古くから海の浅橋など耐久性が求められる構造体として、海水に浸かる劣悪な環境で使用されてきた実績があります。この自然木は木材防腐処理することなく、耐腐食性・耐虫性・耐候性に優れており、含水率は20%以下で出荷しております。
特に当社の扱うグリーンハート材は長年ご使用いただいてもトゲ・ササクレの発生が無く、人肌が触れる箇所において安心してご利用いただけます。
また、木材の伐採に関しては、計画的伐採管理計画に基づいております。
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