アンカータフストーン工法(改良型練石積み)

従来の練石積み技術を改良し、「大幅な工期短縮」「強靭な構造」を実現したのが
アンカータフストーン工法です。

構造概要

背面のメッシュとアンカー付自然石を溶接固定し、数段積上げコンクリート打設することができる。

安定性

 ・石材の控え厚に合わせてアンカー固定位置を調整できるので、大小さまざまな石材を有効活用。
 ・石の大きさに左右されることなく壁体厚を一定に保つことができる。
 ・アンカー固定は接着剤を使わない機械的固定で、アンカーのくさび効果の安全性が高い。

景観性

 ・アンカーの固定位置を調整して石材の大小に対応できるため、石積の下部から上部に向けて石を小さくする積み方も可能。
 ・自然石がアンカーなどの背面部材で一体化されているため、胴込コンクリートを極力少なくすることができる。
 ・従来工法ではかなわない、コンクリートが表面に露出しない立体感のある“本物”の深目地仕上げが可能。

施工性

 日当たり施工量:平均23㎡
 100㎡当り施工日数:4.4日
 活用効果:47%工期短縮(従来工法比)

 ・石材を数段ずつ積み上げてコンクリートを打設できるため、作業工程が簡素化。
 ・裏込コンクリート打設時の背面抜き型枠が不要。
 ・カーブ施工や、擦り付け部等の法平勾配変化に柔軟に対応できる。

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